村井議員へのインタビュー。後半では、地下鉄延伸にかける思いなどを伺いました。
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――地下鉄延伸についても今後はインタビューをお願いできなくなると思いますので、岩槻区民に伝えておきたいことがあればお願いします。村井議員: 何といっても、現在浦和美園駅が終点となっている埼玉高速鉄道の岩槻延伸事業です。私が初当選した頃は、「どうせ地下鉄なんかこないよ」、「政治家が選挙になると言っているだけ」という反応も少なくありませんでした。しかしながら、地道に延伸事業の重要性をお話しさせて頂き、特に、東川口や武蔵浦和を 例に、南北と東西に走る路線の結節点となることが街づくりにおいて大切である旨、繰り返しお話させて頂く中で、少しずつ延伸に向けた熱気が広がっていくのを感じました。また、大きな一歩となったのは、2018 年のさいたま市有識者会議において、岩槻駅まで 延伸した場合に、国の認可基準を満たす「採算性」が確保できる旨の検討結果が発表されたことでした。これまで、40年以上に渡り、岩槻の悲願であり続けた「地下鉄7号線の延伸」。 実現できなかった最大の要因は、「岩槻まで延伸しても、延伸に見合う収益・効果が挙げら れない」、いわゆる「採算性の壁」でした。この壁を乗り越えるため、2018 年の採算性の再 試算に当たっては、私自身が「 採算性のルールブック」である国交省「鉄道プロジェクトの評価手法マニュアル」を徹底的に研究。直近の人口予測・順天堂大学病院の建設・快速運 転の導入・周辺開発など、「採算性」の改善につながる要因を着実に試算に盛り込むことで、ついに採算性の壁を突破することができました。その後、関係者のご尽力で、今年度には、さいたま市が 1.5 億円の予算を計上し、地質調 査をスタート。また、来年度には、さいたま市長から、埼玉高速鉄道に対して、鉄道利便増 進法に基づき、国への延伸申請を要請することとなりました。いよいよ「レールに乗った」地下鉄の岩槻延伸。政治家 村井英樹にとって、最大の地域プロジェクトでもあります。やっと順調に進み始めた中での今般の選挙区割り改定は、本当にショックですが、この地下鉄岩槻延伸は、岩槻駅まで電車が来る日まで、どのような形であれ、関わり続けさせて頂きます。
――岩槻の悲願でもある地下鉄延伸への支援は引き続き宜しくお願い致します。最後に読者の皆さんにお伝えする事があればお願いします。村井議員: 岩槻の皆様には、本来であればこれまでの御礼を含めて選挙区割りの説明を皆様のもとへ伺いきめ細やかに行うべきところですが、現在、総理補佐官として日々官邸で職務にあたっている 現実もあり、2月26日(日)午後2時から、市民会館いわつきで「村井英樹感謝の集い」を開催させて頂きます。参加された皆様には、私から直接御礼を申し上げたいと思っております。ご多忙の中大変恐縮ですが足を運んで頂けると幸いです。
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