今日の共働き世帯は70%を占めるに至っています。
2000年に50%を超え、その後も増加の一途をたどっている社会的背景には、世帯年収の減少、労働意識の変化、労働にかかわる制度の拡充等があると言われています。
語弊を恐れず簡単な言葉で表すと、「お父さんが働き、お母さんが家事と育児をする時代」から「お父さんもお母さんも働き、家事も育児もする時代」になってきています。
私自身、働きながら家事も育児もすることは、肉体的にも精神的にも負担が大きいと感じることが多くあります。
夫婦二人で分担をしても、時間が余ることはほぼない毎日を過ごしています。
そんな日常の中でも、子供の成長のために根気よく向き合う時間が必要な時がありますが、なかなか家庭内だけは解決しないこともあると感じています。そんな時に手を差し伸べてくれる仕組みがあれば、保護者の負担も減るのではないでしょうか。
柏崎には、学校・地域・保護者が三位一体になって、子供たちの成長を支える仕組みが多数あります。
その一つが、息子がお世話になっているかしわガッツボーイズ(以下、ガッツ)という少年野球団です。
入団のきっかけは、かしわっ子フェスティバルでのガッツの体験会でした。
未経験の彼に優しく教えてくださり、「野球やりたい!」と即入団。毎週楽しみにしています。
入団から1年ほどしか経っていませんが、様々な経験や指導を受けて、野球はもちろん、確実に成長したことが「心の強さと礼儀正しさ」です。
祖父母や叔父、学校の先生に至るまでたくさんの方に野球を始めて逞しくなったと褒めてもらっています。
親にしかできないことがあるのと同時に、親にはできないこともあると教えていただきました。
ガッツの小野監督をはじめとする指導者やチームメイトの保護者には感謝しかありません。
毎日忙しく頑張る保護者の方々、少しは地域に甘えてみてもよいのではないでしょうか。
その分、「できる人が、できる時に、できることを!」地域に恩返しすることができれば、子供と共に親も成長し、柏崎に笑顔がもっと広がると確信しています。
これからも、子供たちに柏崎で育ってよかったと言ってもらえるように邁進してまいります。
【関根麻理】
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。