美園地区でも代表的な公園のひとつ、さぎ山記念公園がある。芝生広場、アスレチック広場、釣りができる池などがあり、無料で楽しめるとあって人気を集めている。公園の裾野に広がった田んぼの辺りは、見沼代用水の川べり。そんな中で見かけた数人(?)の案山子。田んぼのあぜに一本足で立つ案山子は、作物を荒らす鳥などの害獣を追い払うために、田畑に立てる竹やわらなどで作って、鳥などを驚かせたりするもの。それでも、案山子はただ立っているだけのものなので、時折、案山子の頭上にカラスが止まっていたりすると、落ち着ける場所と勘違いしているのかと、おかしくなったりする。この記事がみなさんの目に止まる頃、田んぼは黄金色に染まり、案山子のおかげか豊作であると信じたい。【増田啓子】
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