去る2021年11月21日に埼玉太田道灌の会主催による首題の講演会をさいたま文学館ホールで拝聴しました。講師は太田道灌公第18代 太田資暁様と『道灌紀行』著者の尾﨑孝様でした。 太田資暁様は太田道灌公の生まれた時の政治情勢、出自、足跡を淡々と述べられていました。関連する寺社が関東には多く、銅像、山吹の里と共に紹介されていました。太田資暁様は「太田道灌を大河ドラマ」にという願いを時間をかけて成就させたいと意欲も述べられていました。我々太田道灌公と縁の深い岩槻区民としてこの運動をもう一度盛り上げる必要があると感じました。尾﨑孝様は太田道灌公のキーワードは「非下克上、文武両道、地形肝要」と述べられていたのが印象的でした。太田道灌公の頭には主君に対する謀反などという考えは片隅にもなかったのではないかと述べられていました。太田道灌公が難を逃れ生きていれば北条早雲に関東を支配されることはなく、大きく歴史が変わっていた可能性があるとも述べられていました。太田道灌公の再来と言われた太田資正公は太田道灌公同様に武蔵国で勇敢に生き抜いた武将とも伺いました。来年、太田資正公生誕500年を迎えるにあたり、もっと太田氏、特に岩付太田氏の足跡を学び、尾﨑孝様の言われていたように「場の理論」(現地に足を運び体感する)を実践し、それに沿って観光案内したいと思っております。【岩槻観光ボランティアガイド会 副会長・黒田清典】
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