沈黙によって 幸せを語るクチナシ

らうんじ【岩槻】特別編集ページtamakoti

クチナシはの花は6月〜7月に白い花を咲かせます。
花びらはフェルトのようにやさしい風合いをしており、周囲にただよう甘い香りも特徴的です。
白い花ではありながら、意外にも黄色の染料になります。
最近では、果実を発酵させて青色の染料としても使われる機会もあります。
花の形には八重咲きと一重咲きがあり、一重咲きの品種は秋になるとだいだい色の実を付け、熟しても口を開かないことから「クチナシ」の名が付いたといわれています。
また、平安時代の『古今和歌集』にある素性法師の一首「山吹の 花色衣 主や誰 問へど答へず くちなしにして(秋が過ぎ、冬が来ても一向に口を開けない)
という和歌が由来ともされています。
花言葉は「私は幸せ者」「とても幸せです」「喜びを運ぶ」で、ほかにも「洗練」「優雅」「清潔」「夢中」など、幸せを表現する言葉が目立ちます。
アメリカでは、男性が女性をダンスに誘う時に贈られるお花とされていて、女性は贈られたクチナシを胸につけて男性とダンスをするそうです。
死んだ人の霊を慰めるために「私はとても幸せです」といった花言葉のあるクチナシの花をたむけるのも古くからある風習で、幸せだった人生を思い出し、心静かに休んでほしいという願いを込める人もいます。
クチナシを身近に飾り、花言葉をいつも思い出して日々の生活を送れば、優雅さや幸せをもたらしてくれるかもしれません。
【さかい】

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