浦和美園に在住の鈴木敏央さんは、90代を迎えたと思えないほど元気な方だ。運転免許証の返納により自動車へ乗らなくなった今は、自転車が愛車代わりとなっている。自転車に大きな鈴を付けたり、リヤカーを取り付けて畑へ向かい野菜を積んでくる。写真で手にしている2本の杖も、手づくりというので驚き。自転車のチューブをしっかりと巻き付けたので「クッション性もある」と自信満々に話す。自転車に連結したリヤカーは、孫の自転車のタイヤを利用したもの。箱の部分にも廃材を利用しており、いらなくなったものをアイデア一つでリサイクルしている。自宅にも工夫を凝らした木のブローチやおもちゃなどがあり、関心するばかり。今日も自転車にまたがり、車通りの少ないあぜ道を、風に吹かれるままのんびりと走っている。アイデアと行動力は、さながら童話『ピノキオ』に登場するゼペットじいさんのよう。これからも趣味として、色々なモノを手づくりし続けてほしい。【増田啓子】
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