浦和美園駅を彩った ストリートピアノの音色

埼玉高速鉄道・浦和美園駅の2階。
道行く人に楽しんでもらおうと、夏のある日に「音楽のチカラでコロナに負けないでコンサート」が開催された。
ピアノ演奏では2人の奏者による連弾も披露され、バイオリンや三線など、異なる学期とのコラボレーションも見られた。
当日は、ヒップホップダンス、ピアノとバイオリンによるドキュメンタリー番組『情熱大陸』のテーマソング演奏、ピアノお琴による『海の子守歌』、ピアノ連弾による『銀河鉄道999』など、バリエーション豊かな親しみやすい曲がいくつも披露されていた。
浦和美園駅にストリートピアノが設置されたのは、令和元年6月。
以降「オープニングコンサート」や「夏休み子どもコンサート」が開かれ、設置延長が決まってからも「ありがとうコンサート」などを行い、地域住民の憩いの場として浸透していった。
ストリートピアノを設置する会の代表を務める鈴木宏子さんは、埼玉高速鉄道の協力により「じゅうたんの敷かれた上にピアノのあるスペースを貸してくださり、今日の日を迎えられました」と挨拶。
鈴木さんの言葉には、惜しみない拍手が送られた。
浦和美園駅は、埼玉スタジアム2002の最寄り駅でもある。
サッカーの町として知られる一方、音楽を耳にしてちょっと立ち止まれるスポットでもある。
ストリートピアノの町でもあり、ピアノの音色と共におしゃれな風が吹き抜ける…。
そんな町として見ると、より素敵に見えてくる。
【増田啓子】

ストリートピアノを設置する会 代表・鈴木宏子さん

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