ウルトラセブンをはじめとしたキャラクターショーに携わり、「レインボーアタックエース」のスーツアクター、「突撃!ヒューマン!!」の演出など幅広く活躍し、現在は企画会社の会長をされている姫野昭三さんにインタビューをしました。
――キャラクターショーに関わるようになったきっかけは?
姫野さん 俺はさ、最初はモデル事務所にいたの。その時にバイトでいいからウルトラマンの怪獣入ってくれないか?って言われたの。
それでウルトラセブンの怪獣にショーで入ったの。
でも、怪獣が重いんだよ。撮影で使ったものを円谷にある怪獣倉庫からそのまま持ってきてステージ上げるもんだから。
それもウルトラセブンも入っている奴が下手でさ、俺の方が上手いと思ったの。だから、そのショーが終わった後に俺がヒーローやりましょうか?って言ったんだ。
その時のギャラは1回で3200円か3300円ぐらい。
当時1ヶ月のサラリーマンの給料が1万3400円の時代だから、今で言えば1回で2〜3万ぐらいはもらっていた感じ。こりゃいいやと思って声がかかるといくようになったんだよ。
――ショーの需要はどれぐらいあったんですか?
姫野さん やり始めたのはウルトラセブンが終わったぐらいの頃だったけど、月に3〜4回はあったかな。
当時イベントの企画会社がなかったわけ。
だから、イベントをしたい遊園地やデパートが直接円谷まで電話をかけてくるの。
それで俺にも連絡が来ていたんだよ。
当時のショーはウルトラセブンの音楽を鳴らしながらウルトラファイトみたいに取っ組み合って戦うだけ。
怪獣も重いからって疲れたやつはショーに出てこなくなるし(笑)。
それじゃあまずいだろう、って俺が立ち回りをつけたの。
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