今回のおもしろ人物紹介は、スイス国立チューリヒ音楽大学マスタークラスに奨学生として学び、帰国後は日本オペラ団体連盟や東京二期会主催などの数多くのオペラ公演に出演されている現役のソプラノ歌手で、埼玉県音楽家協会、二期会会員でもある三本久美子さんです。三本さんは和歌山県に生まれ千葉県で育ち、小学6年生のときに岩槻へ引っ越してきました。千葉県時代の小学校に合唱部があり、熱心な先生のもとで歌う楽しさや面白さを体感していましたが、岩槻で通った城南小学校には合唱部がなかったそうです。中学校は地元の柏陽中学校へ進み、個人レッスンのピアノ教室に通わせてもらいながら生涯の恩師といえる先生に出会いました。その先生の勧めもあり桐朋学園大学音楽学部演奏学科へ入学、研究科を修了して現在も「声楽」の道を歩み続けています。小学生で歌うことの楽しさを教えてくれた先生や個人レッスンの先生との出会いを通して「人との出会いに恵まれています」と語っていた三本さん。偶然ではなく、ご本人の才能と努力、人間性があっての結果とも思えました。岩槻にはご両親が住んでおり、実家を出たあとも岩槻の公民館主催講座「四季のうたごえ」の講師や、合唱団「ジラソーレ」、サークル「うたごえ城址」での指導を通して、地域の方がたともつながっています。岩槻区内で本格的なオペラの公演ができる会場を探すのは無理ですが、地元・岩槻で、現役オペラソプラノ歌手「三本久美子さんの歌声」を多くの方に届けられる機会が生まれたらうれしいですね。【編集部・奥山】
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