県立高校の統廃合で生じる施設の利活用を考えてみませんか

岩槻区内の県立高校で、岩槻高校(城南)と岩槻北陵高校(慈恩寺)の統合が進められており、北陵高校への入学は2年前で終わり、現在3年生5クラスだけが在籍して学んでいる。
来年3月の卒業式が終われば生徒はいなくなり廃校となってしまう。
その後の利活用計画は県も市も示せていない。
1981年に開校され新耐震構造で作られているRC5階建ての教室棟(8,593㎡)、3階建ての体育館(2,706㎡)、
S造の生徒ホール(1,693㎡)などの施設は閉鎖して人が入らなくなれば一気に廃墟化し、地域の負の資産になるのは明らかである。
今の少子化の流れを考えれば、次は皆さんの地域の小・中学校の統廃合に向けた議論がいつ出てきてもおかしくない状況にある。

行政側から住民側に話が出て来た時には、既に行政側としての方向性が決まっていると思われる。
このような公的施設を地域の負の資産にしない為にも、住民参加型の先行した話し合いや、逆に地域の資源として考える積極的な関わり方が必要かと思われる。

埼玉県北本市では、2021年に廃校した小学校を改装して、学童保育や芝生広場、高齢者ラウンジなどの複合施設である市民活動交流センターとして今月1日にオープンしている。

北陵高校廃校後の利活用プラン作りは、今後の岩槻区周辺部の活性化の試金石になる。
多少でも興味のある方は市民交流カフェ参加での発言や、弊紙への自由な提案をいただき、埼玉県やさいたま市への提言と働きかけに繋げて行きたい。

(6月の市民交流カフェ)6月29日(日)詳しくは2Pイベント情報欄に記載

(弊紙への提案先)1P左上に電話、FAX、メール、住所の掲載あり

【編集部・奥山】

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