真実を明らかにする ドライブレコーダー

みなさんの運転している車には、ドラレコ(ドライブレコーダー)は付いていますか。
今回は、2つの話をしながらドラレコについて考えてみましょう。
1つ目は、春先の岩槻でのできごと。
深夜に国道を走行していた車と歩行者の事故があり、尊い1名の命が失われました。
運転手は「信号は青だった」との訴え。
深夜なので走行車はほとんどいませんでしたが、ドラレコには訴えどおり、青信号で走行していた記録がありました。
もしドラレコの記録がなかったら、いくら青信号だったと訴えても目撃者なしでは立証するのが難しくなります。
2つ目は、2019年に池袋で暴走事故を起こし、2名の尊い命を奪った高齢男性の話です。
男性は「アクセルペダルではなくブレーキペダルを踏んだ」「自分には過失はなかった」と主張。
しかし、当時の複数のドラレコには、急加速して事故を起こした映像が残っています。
ドラレコは、事実や真実をありのままに映し出します。真実を明らかにするドラレコ。
自分の訴えを証明したり、他人の訴えを明らかにしたり、覆したりします。
自分は事故を起こしたりしないから大丈夫などという過信は何の根拠もありません。
もし、事故を起こしてしまい自分は過失がないとどんなに言い訳しても事故を起こしてしまったことは事実で、重大な過失です。
加害者にも被害者にもならないように、自分の運転を律するため、また、もしものときのお守りとして、ドラレコを取り付けることをおすすめします。
【清水】

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