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- 知って ましたか? 玄奘三蔵法師と岩槻の繋がり
「武州岩槻 玄奘塔ものがたり」
蒋介石主席とは
中国の政治家で日本に留学して軍事を学んだ。 国民革命軍を要請して、反共家として国民党政府最高指導者となるが、第二次大戦後国共内線に破れて台湾に退く。
顕彰(けんしょう)
功績などを広めたたえること
第二次世界大戦が日本の敗戦によって収束したあと、中国から贈られた物とはいえ、霊骨も占領品とみなされるのでは、という観点から、このままで良いのかと議論になり、 事態を重く見て日本仏教連合会はさっそく、中国の蒋介石主席の友人である水野梅暁老師を通して蒋主席の意向を打診したところ、「返還には及ばない。むしろ日中の友好は望ましいことであり、日本での遺徳を顕彰することは喜ばしい。
しかも、慈恩寺は玄奘三蔵法師と切っても切れない深い縁がある故この地を顕彰の地と定めてはどうか」との友好的な回答が寄せられました。
こうしたいきさつを経て、岩槻の慈恩寺に霊骨を安置することが正式に決まりましたので、日本仏教連合会では、ご霊骨を安置するにふさわしい塔を建設することになったのです。
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