短編小説「飼い猫そらと 野良猫りく」中編

らうんじ【岩槻】特別編集ページtamakoti

ママ?兄弟?
そらは、野良猫から産まれ、母猫に育児放棄されて、保護された猫でした。
母猫とのかすかな記憶を、思い出しました。
・・・・・・・・・
ママ・・・
人間は、怖いよ、良いやつばかりじゃない。
そんなことないよ、お母さんとお姉ちゃんは僕が大好きなんだよ。
いつもいっぱい遊んでくれるし、お留守番は大嫌いだけど、帰ってきたらぎゅーってしてくれるし、お姉ちゃんのベッドで一緒に寝ないと、僕眠れないの。
僕のおうちに帰りたい。
お姉ちゃんとお母さんの所に帰りたいよ。うぁーん。
そらは、泣き出してしまいました。
そこへ、そら?大好きなお姉ちゃんの声がします。
そら、良かった。
お姉ちゃんの腕のなかで、そらはとっても安心しました。
そら、あのこは?
振り返ると、さっきの猫が、物陰に隠れて、こちらを見ています。
ねえ、あのこおうちに連れて帰っても良い?
そらは、くぅん、と鳴きました。
おいで。お姉ちゃんは猫に言いました。
ねえ、一緒に僕のおうちに帰ろう?そらは叫びました。
猫は、ゆっくりと、歩いて来ました。
その猫は、りくとなづけられ、そらの家族になりました。
おしまい。
【ぴゅあ】

◆ 前編[blogcard url=”https://iwatuki.raunzi.com%e9%80%a3%e8%bc%89%e3%83%bb%e5%af%84%e7%a8%bf/%e7%9f%ad%e7%b7%a8%e5%b0%8f%e8%aa%ac%e3%80%8c%e9%a3%bc%e3%81%84%e7%8c%ab%e3%81%9d%e3%82%89%e3%81%a8-%e9%87%8e%e8%89%af%e7%8c%ab%e3%82%8a%e3%81%8f%e3%80%8d”]

◆ 後編[blogcard url=”https://iwatuki.raunzi.com%e9%80%a3%e8%bc%89%e3%83%bb%e5%af%84%e7%a8%bf/%e9%a3%bc%e3%81%84%e7%8c%ab%e3%81%9d%e3%82%89%e3%81%a8%e9%87%8e%e8%89%af%e7%8c%ab%e3%82%8a%e3%81%8f%e3%83%bb%e5%be%8c%e7%b7%a8″]

 

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