こんにちは! 愛風の久毛です。今回は、腰痛をとりあげてみようかと思います。腰痛の経験が全くない…という高齢者は居ないのではないかと思っていますが、いかがでしょうか? 類人猿と人類の大きな違いは、二足歩行をして手が自由に使えるようになったことだといわれています。その二足歩行に進化してきたことそれ自体に腰痛は付属していることです。頭はたいへん重い!四つ脚の動物をみてください。頭というでっぱり一つと前足部分を境にバランスをとっているのは、大きな体幹としっぽですね。頭を支えるには、それだけ大きな筋肉が必要だということなのです。生まれたばかりの人は、頭の比率がとても大きく、首の筋肉も育っておらず、頭の向きを変えることも持ち上げることもできません。首がすわってきても、まだ足は体重を支えるほどの力なく、少し重心がずれれば、コテンと倒れてしまいます。1歳を迎えてよちよち歩き出してもなお、赤ちゃんはみごとにコロリンと転びます。そういう経験を通して、背骨に、頭を支えて二足歩行できるだけの筋力や、背骨の生理的湾曲が備わっていくのです。ロンパールームという子供向け番組で、「かごか~ごかごを、あ~たまにのせて、前を、よくみて、さぁあるきましょう♪」という歌と共に、子どもが頭にかごをのせて、落とさないようにそ~っと歩く..というコーナーがありました。あの姿勢が、頭という重い物体を一番身体に負担なく、運ぶことができる形です。水瓶や岩など重いものを女性が頭に積んで運ぶ映像を見たことありませんか? あれと同じです。腰痛がある方は、姿勢が崩れています。鶏と卵と同じで、どちらが先かはわかりません。良い姿勢を心掛けるだけで、腰にかかる負荷は、大きく軽減します。今回は、良い姿勢で過ごすと腰にかかる負担は少なくて済むということだけ、お知らせします。次回、良い姿勢の確認方法と、腰痛を軽減する方法について、書きたいと思います。【愛風・久毛】
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