色ごとに多様な意味を持つ カーネーション

母の日のプレゼントで人気のカーネーションは、8種類の色と約3000以上の種類があります。
赤や白、ピンクなどから濃いシックな赤や黄、紫やオレンジや緑といった色があります。
ナデシコ科の花で、毎年花を咲かせる多年草の植物です。
原産地は地中海沿岸の地域であり、流通している多くは近縁種をかけ合わせて作られた交配種です。
カーネーションの歴史は古く、古代ギリシャ時代に栽培されていました。
改良が始まったのは16世紀頃のイギリスで、最初は、白や赤などの品種から作られたそうです。
母の日の花としてなじみ深い赤いカーネーションも、元は野生種になかった品種でした。
日本に入ってきたのはオランダからで、江戸時代初期頃だとされています。
色ごとの花言葉は本当に多種多様です。
赤色は「母への愛」「熱烈な愛」「愛を信じる」。
濃い赤色は「欲望」や「心の哀しみ」となります。
白色は「純潔の愛」や「尊敬」、「あなたへの愛情は生きている」「亡き母を偲ぶ花」。
ピンクは「温かい心」や「感謝」、「気品・上品」や「美しい仕草」です。
紫色は「気品」や「誇り」。
オレンジは「純粋な愛」や「清らかな慕情」、「あなたを愛します」。
青色は「永遠の幸福」で、黄色は「美」や「友情」です。
こうしてみても、やはり赤が母の日の贈り物にはぴったりですね。
いつもの贈り物に添える花言葉を選んでみるといいのかもしれません。
【さかい】

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