2019年7月1日、さいたま市はSDGs(エス・ディー・ジーズ)未来都市に選出された。SDGsは、2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標」を意味する英語表記の略称である。目標地点にあるのは貧困や飢餓への対策、LGBTなどの社会におけるあらゆる不平等をなくすといった17のゴール。さらに、各項目には169に及ぶ細かなターゲットが設定されており、外務省のホームページでは「発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます」と謳われている。日本全体の協力も求められるSDGsであるが、さいたま市では「2030年のあるべき姿」として、誰もが「住みやすい」「住み続けたい」と思える社会の実現を目指し、経済・社会・環境の観点から取り組むことを示している。現状、国の定める上位モデル事業には選ばれていないため、補助金の支給は得られないが、未来都市に選出されたのを契機に自治体がどのように運営を図るのか。今後の動向に期待したい。【さいたま市若者会議・代表 尾舘祐平(岩槻区在住)】
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