今ではあまりみかけなくなったわらぼっち。稲刈りが終わったあと、わらを田んぼに寝かせておくよりも、まとめてぼっちにしておくと、わらも傷まないそうだ。田園風景が残る見沼地区でも、稲作りをする農家の人びとが少なくなり、わらも貴重品になりつつあるという。ある農家の方は「わらは肥やしになるため、田畑に入れて耕せばいい土壌になる」と教えてくれた。近年、稲刈り後の田んぼで、ロール型のわらが転がっている光景を見た記憶があまりない。かつてはよく見たロール型のわらは、飼料用の稲やわらなどを専用の機械を使い円筒形に成型したもの。細切れにされたわらは、肥やしとして活用しやすいそうだ。今も昔も米づくりは欠かせない。昔から作られているお米は、もみがらや米ぬかなどすべてを無駄なく利用できる。やはり、お米は田んぼの王様だ。【増田啓子】
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