高瀬喜代美さんは視覚障害一級の方ですが、視力を失っても中途視覚障害者自立支援活動に熱心に取り組みながら書道に挑戦しています。高瀬さんとの出会いは、県人会打ち合わせ等でいつも利用の浦和コミュニティセンター、コムナーレ9階での作品展示会でした。高瀬さんは小学生時代から書道に励んできましたが、20代に目の病気を発症し50代で殆ど視力を失い病状は進行しているそうです。しかし、書道への情熱は持ち続けていました。その後、同行援護を受けるため、周囲の人に打ち明けることも出来ずためらっていた白杖を持って外に出る決心。同行援護の皆さんに感謝しながら、心に持ち続けていた書道を再開し猛練習しました。高瀬さんの書道の信念は「障害者になっても前向きな言葉を書にすること、幸せは自分で作るもの」さらに、「障害者」になって失ったものを嘆くより、今自分に残っているものを最大限活用することです」と語っています。今まで経験したこと、現在のこと、未来へ、の言葉が次々と脳裏に浮かんでくるようです。 作品には、感謝、思いやり、希望等、前向きな言葉が主ですが強い言葉もあります、書体は力強く躍動し観る人の心を揺さぶります。作品に「この道はわが道 我一生この道を行く」そして、「すべてはこれから」という言葉があります、高瀬さんには希望をもって、これからも書道に挑戦して頂きたいと思います。活躍を期待しております。なお、2023年3月15日(水)から19日(日)まで、児童館隣りの「コミュニティセンターいわつき」にて高瀬喜代美の作品展示会を予定しています。ぜひ、お立ち寄り下さい。【田口直樹】
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