本紙7月号で、慈恩寺の農園が野生生物の食害被害に遭っていることを受けて、さいたま市から借りた捕獲用の罠を仕掛けたという内容を伝えた。今回はその続報をお伝えしていきたい。仕掛けた罠にかかり、おとなしくこちらを見つめる動物は一匹の「たぬき」だった。農園を管理するTさんによれば、なかなか罠にかかってくれず、様子を探りながら仕掛ける位置を変え、辛抱強く待っていたという。ようやく罠に引っかかったたぬきを見たTさんは「今度こそ本当に捕まえた。さいたま市の担当部署に連絡して引き取ってもらうことにする」と話す。それから数日後、Tさんにふたたび連絡を取ったところ、さいたま市の担当者とのやり取りの中では「やはりたぬきだった。この時期、さいたま市にはアライグマなど捕獲の連絡が1日に数件あり、Tさんの所が今日2件目で、すぐに3件目へ行く」という会話もあったそうだ。このお話を伺い、このようなことが頻繁にあるということに驚きを持った。今回の一件は、野生動物による被害がそう珍しいことではないことを知らせてくれた。【編集部・小澤】
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