旧岩槻区役所敷地に整備が進んでいる岩槻人形博物館は平成32年2月の開館が予定されている。施設の開館による、岩槻の活性化に期待が高まっている。人形のまち・岩槻は、日本有数の人形の生産地として知られており、経済産業省の「伝統的工芸品」に「岩槻人形」「江戸木目込み人形」の2つが指定されている。また、「まちかど雛めぐり」などの人形に関するイベントも数多く行われ、日々の生活の中に人形が身近なものとして根付いている。その新たな観光拠点として期待される岩槻人形博物館。さいたま市では、伝統ある人形文化の振興を図るための拠点施設として、開館までの整備を進めている。建設工事は旧岩槻区役所の跡地で平成29年8月から始まり、約1年が経過しようとしている。工事の進捗状況は、月末時点の定点写真が毎月上旬にさいたま市のホームページでも公開されている。(写真参照)開館して以降は、人形に関する収集・保存事業、調査・研究事業、展示事業、学習支援事業、情報発信・交流促進事業を柱として地域に貢献する予定だ。市民として、博物館のこういった事業に協力・支援することはもとより、施設を活かして、地域の活性化に向けた取り組みをどのように進めていくか。知恵と汗の出しどころと言えるのではないか。【編集部・小澤】
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