将来発生する大規模な災害に備えて、みなさんは実践的な訓練を行っていますか?杉戸町では毎年2月初旬に、NPOと行政が協働で行う実践的災害訓練が行われています。昨年行われた訓練では、福祉避難所開設訓練、外国人多言語音声翻訳体験、医療トリアージ体験、ドローン運用体験、広域無線運用体験、避難所セラピードック体験など、具体的で実践的な体験型訓練が行われました。例えば、福祉避難所開設訓練では、足に重りを巻いて体が不自由な方の歩き方を体験したり、実際に車いすで移動したりしました。昼食では、体験型ランチタイムとして、アルファ―米にお湯を注ぎ、備蓄用乾パンと共に実際にみんなで食べました。アルファ―米の袋の中には乾燥材が入っているのですが、それを取り除かずにお湯を入れてしまった人もいました。広域無線運用体験では、アマチュア無線連盟埼玉支部の協力で、無線の体験をしました。災害時には電話も通じなくなりますから、アマチュア無線は命をつなぐ重要なツールとなるのです。夜は、各自が持参した寝袋に雑魚寝して、みんなで避難所での宿泊を疑似体験しました。暖房もある快適な環境の中の宿泊でしたが、「いびきがうるさくて眠れなかった。」という声が聞かれました。避難所生活では、耳栓が必須ということがよく理解できます。来年、2019年2月1日と2日の訓練では、「今必要な女性目線での防災」をテーマに、一般社団法人防災ガール代表理事の田中美咲さんの講演も予定されています。訓練は2日間ですが、1日だけの参加も可能です。会場までは東武動物公園駅から無料の送迎もあり、駐車場も完備されています。岩槻から30分ほどで行ける距離です。あなたもぜひ参加してみましょう。(参加の申し込みはWebで「協働型災害訓練 in 杉戸」と検索)
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