古くから城下町として発展した岩槻は、地理的にも気候的にも恵まれ自然災害が少ない地域である。毎年防災訓練が行われているが想定されているのは地震災害のように思われる。旧市街地は地盤もしっかりして周辺地域よりも揺れ方が少ない事が多く、地震災害への防災意識も一過性になりやすく家庭での対策も先送りが現実のようだ。そこで今回は水害について取り上げてみたいのだが、読者のみなさんは洪水ハザードマップを見たことがあるだろうか。2日間で総雨量が355mmの大雨を想定した場合に浸水するエリアを深さごとに色別で表示したものだ。岩槻区内でも2m~5mの浸水箇所が示されている。355mmの数字は台風シーズンに入れば梅雨前線や秋雨前線と絡めば簡単に超える数字だと思われる。異常気象が異常でなくなってきている近年であるが、日本国内では河川の面積割合がいちばん高いともいわれる埼玉県。治水事業が比較的すすんでいるはずの一級河川でも堤防の決壊が無いとは言い切れない。自分が住んでいる地域はどうなのか。岩槻区役所玄関横の情報コーナーにハザードマップが置いてあるので一度、確認してみるのはいかがだろう。
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