小さい頃から音楽に親しみ、音響の仕事や「さいたまトリエンナーレ2016」など、アートプロジェクトを機に色々な音楽に出会った私が、音楽との繋がりを綴ります。
今回は、スピーカーケーブルの話をしたいと思う。とにかくたくさんのスピーカーが世の中にはあるけれど、そのスピーカーと音の増幅装置であるアンプをつなげるものがスピーカーケーブルと呼ばれるものだ。業務用のスピーカーケーブルは「スピコン」とかいう名前で略されているが、一般家庭用のケーブルはそのままスピーカーケーブル。そのスピーカーケーブルについて先日、話をしていたのだが、何やらおいしそうな名前のプラグの話が飛び出した。「バナナプラグ」バナナ? プラグ? 剥けるのか? それとも食べられるのか…。いや、このバナナプラグは実際には食べられない。食べようにも金属の味がして美味しくはない。単純にバナナの形に似ているプラグなのである。実際に写真で見ると、一本の棒の真ん中がふくらんでいてまさに直線のバナナだ。剥きたいが、剥けない。でも、このバナナ、実はとても有能なのである。このプラグを使うだけであら不思議、音が綺麗に聞こえてしまうのである。「そんなバナナ!?」【うえぽん】
※お話のように、音が変わりますが、スピーカーの入力端子にバナナプラグ用の穴がなければダメです。同様にアンプ側の出力にも、一度大丈夫か見てから、お試しを。
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