県立岩槻商業高校の3年生10人が、区内の老舗和菓子店「藤宮製菓」とコラボして創作和菓子を開発した。同校では3年時の課題研究授業「商品開発」の選択者が「岩商ブランド」のお菓子づくりに取り組んできた。今年度は商業科と情報処理科の生徒が参加した。岩槻人形博物館が昨年2月に開館したこともあり基本コンセプトを「岩槻人形博物館で販売するお菓子・お土産」を作ることとした。それぞれの生徒がテーマを設け、材料やデザイン、価格などの企画、販売のアイデアをまとめ、同製菓が試作品を制作。全員で試食を重ね、最終的にゆるキャラ「もうかりやっこ」の求肥まんじゅうと3種類のお茶の風味が楽しめるどら焼きの2作品が採用された。求肥まんじゅうは「もうかりやっこ」の顔をかたどり中に芋餡が入り、頭に載せる笠をシナモン味のクッキーに仕立てた。マカロンをイメージしたどら焼きは直径5cmの大きさで、中には、白餡をベースに紅茶、抹茶、ほうじ茶の風味を付けた餡が入り、和柄の焼き印を施している。完成した和菓子は、卒業式当日に全校生徒に贈られる。販売は岩槻人形博物館と同一敷地内にある「にぎわい交流館いわつき」と同製菓の本町店で販売する。関係者は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、例年と異なる状況にとまどいや心配が生じていたようだが、無事に完成したことを喜んだ。
お問い合わせは、藤宮製菓(048・756・2827)まで。
提供:岩槻商業高等学校
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