この度、さいたま市と協働事業として高校生向けのファシリテーター養成講座を開催することになりました。主催は、さいたま市市民協働推進課とさいたま市高校生ファシリテーター会議(代表・尾舘祐平)です。主催するのは、2つ理由があります。1つ目は、私自身が高校生時代に学校や塾以外の社会に関わることがほとんどなく、高卒で就職をしたときにコミュニケーションで苦労した経験がありました。そのため、少しでも今の高校生が社会に出る前に学校以外の人と関わるきっかけや練習の場を作れたら嬉しいなという想いがありました。その一つの手段がファシリテーター養成講座の実施です。ただし、勘違いしてほしくないことがあります。ファシリテーターの手法を学ぶことで特別何かすごいことができるようになるわけではありません。参加することで得られる「対話の場づくり」を通じて、意見の違う人と話す難しさを経験してほしいと考えています。その上で、参加者の皆さんが講座修了後にどのように一歩を踏み出す行動をするかが大切だと思っています。2つ目は、私がさいたま市市民活動推進委員会の委員に委嘱されていて、市民と行政の協働を促進する立場であるためです。そのため、この事業は、さいたま市市民協働推進課との協働事業という位置付けで進めています。また、委員会では、協働に関する指針改定に向けた答申案を考えることもありましたが、実際に協働する主体(プレイヤー)となり、口だけの存在にならないようにしたいと考えていました。地域活動や市民活動の現場を知らない人が方針を考えることで机上の空論になってしまい、実態とそぐわない制度を考えてしまう可能性があります。こうしたことにならないように私自身でも率先して、さいたま市と協働しながら事業を進める必要性があり、今後さいたま市と協働したい団体に対してモデルケースの一つとして参考にしていただけると嬉しいです。
●講座の説明(さいたま市市民協働推進課より)高校生ファシリテーター養成講座では打ち合わせや会議などの対話の場で活かせるファシリテーションのスキルなどを全6回の講座で学ぶことができます。講座修了の翌年度以降は、市民ファシリテーター制度に登録していただくことで、市が主催するワークショップなどにおいて、ファシリテーターとして活動していただく事業も実施しています。そして、少し先の未来にはさいたま市を更に活性化させる担い手として、まちづくりに興味を持つ次世代の市民が増え、市民活動への積極的な参加や、地域活動での活躍を期待しています。講座はワークショップ形式で、リラックスした雰囲気づくりで楽しく学ぶことを心がけています。ファシリテーターの学びが初めての方もお気軽にご参加ください。また、興味や関心をお持ちの高校生や大学生の方が身近にいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。皆様のご参加をお待ちしております。●申込みさいたま市の市報7月号(28頁)にも掲載。定員が多い場合は抽選。参加申込は、QRコード、もしくは、さいたま市市民協働推進課(048-813-6404)まで。
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