10月から火災保険が値上がりするのを知っていますか。毎年発生する大規模な自然災害により多額の火災保険が支払われ、保険会社の収支が悪化しているからですそして、その災害発生リスクは今後もさらに高まると予想されています。このため、各損害保険会社は保険料の値上げに加え、長期契約の短縮、家財保険の免責額(自己負担金額)の引上げなどを10月1日より実施する予定です。保険料の値上がり額は、家屋の種類、築年数により異なり、保険会社によっても変わります。火災保険に未加入の方はもちろん、すでに加入済の方も、9月中に保険契約の見直しをしておくことをお勧めします。また、地震によって発生した火災は、火災保険の補償の対象外です。地震が連発している現状を考えると、火災保険に加えて地震保険に加入しておくことも大切だと思います。すでに住宅ローンの支払いを終えて、預貯金が十分ある方は、地震保険に頼らなくても生活を再建することができます。そうでない方にとって、地震保険の必要性は大変高いものとなります。また、火災保険や地震保険に比べて、掛け金が比較的安い「火災共済、地震共済」もあります。掛け金が安い分、補償額も抑えられています。ご自分にとって、どの保険、共済が一番いいのか、よく検討されてから加入されることをお勧めします。最後に、保険に加入していても、災害で自分が死んでしまっては元も子もありません。まずは、地震で家具の下敷きにならないよう、家具を固定する。家具の上には物を置かない。などのすぐにできる対策をすることが一番大切です。「最初の大揺れで家具が飛んできたんだよ」。これは、熊本地震の生存者の貴重な体験談です。【さいたま市防災アドバイザー・加倉井誠】
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