人形博物館と交流館 今後の活用に期待

岩槻人形博物館 交流館

岩槻人形博物館が2020年2月22日(土)に開館した。
初日の来館者数は2677人で、24日(月・祝)までの3連休中には7000人以上が来館。
鑑賞の順番待ちで長い列ができたという。
開館前には記念式典が行われ、清水勇人さいたま市長や大野元裕埼玉県知事らが出席した。
清水市長は「人形と人形文化の発信拠点施設として多くの方々に親しみを持っていただけるよう展開する」と述べていたが、博物館の活動に期待したい。
岩槻の人形産業は、3月の「ひな祭り」や5月の「端午の節句」など節句行事が公家、武家から庶民にまで広がり、さかんに行われるようになった江戸時代から続いているものだ。
文化と産業が共に発展した例であり、博物館の活動を通して、人形と文化の変化を認識し、産地として新たな道を模索していかなければならないだろう。
尚、博物館の展示品は一部を除き、撮影が許可されており、カメラに収めることができる。

◎交流館も同時に開館
開館初日、岩槻人形博物館に併設の「にぎわい交流館いわつき」では、岩槻茶道会と和菓子職人による「開館記念 茶会」や「体験教室」などが行われた。
また、ヨーロッパ野菜研究会の野菜をメインとした本格的なカフェレストラン『Yoroken caffé(ヨロ研カフェ)』もオープンした。
幸先のよいスタートを切ったと思われたが、ニュースなどで騒がれている新型コロナウイルスの感染予防のため3月2日(月)から16日(月)まで休館となったので、ふたたび足を運べる日が来るのを心待ちにしたい。
【編集部・小澤】

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