ハナミズキは、花・実・葉のすべてを楽しめる花木で、見ごろは4月から5月です。落葉樹で10メートル前後まで成長します。全国各地で見られ、花の季節が終わっても、木の生命を感じられる新緑がまぶしく、秋になれば美しく紅葉するので、1年を通して変化を楽しむことができます。ハナミズキをモチーフした歌が知られますが、さいたま市や岩槻区などでも人気があり、指定花となっています。原産地は北アメリカで、英名は「犬の木」です。その昔、ハナミズキの樹皮の煮汁を煎じた液を犬の皮膚病治療に用いていたことに由来するそうです。和名のハナミズキは、漢字では「花水木」と書きます。「水木」という名前は、春先に枝を切ると水が滴り落ちるほど水を含むことから、「ミズキ」と名付けられました。ミズキ科でも特に花が美しいことから、花のきれいなミズキという意味で名付けられました。花言葉は「返礼」「永続性」「華やかな恋」「私の思いを受けてください」など、素敵な言葉が並びます。「返礼」の花言葉は、大正時代に日本がアメリカに贈った桜のお礼が、ハナミズキだったことから言われるようになりました。「永続性」という花言葉はゆっくりと育つために付けられ、逆境に耐えて花を咲かせるイメージから「逆境に耐える愛」という意味もあります。お礼の品や励ましとして、一番大切な人にもハナミズキのプレゼントはピッタリです。気恥ずかしくて言えなくても、思いを花言葉へ託して、贈り物にしてみるのはいかがでしょうか。【さかい】
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。
Δ
わが家のペット紹介 「仲よしな兄弟猫」
今月の言葉【2020年5月】
トップページに戻る
移動済み情報記事一覧へ
Copyright © WEB ら・みやび 岩槻 All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。