先月号では飯塚神社に残る力石のお話をしましたが、先日放送された大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)で若かりし頃の渋沢栄一さんが力石を持ち上げていました。栄一さんも相当な力自慢だったようです。さて、今回は静かなブームとなっている御朱印ならぬ「御城印(ごじょういん・おしろいん)」のお話です。御城印は30年前から存在していたようですが、今や、全国各地の御城印を紹介する本が発行されるなど盛り上がりをみせています。いわゆる御城がなくてもその場所に来た記念として買い求めてられており、収益は、修繕などの費用に充てられることが多いようです。
歴代城主の御城印が岩槻にもあれば面白い?岩槻でも、2020年11月から岩付城の御城印を1枚300円で販売しています。これは、令和4年2月20日(日)に開催予定の「岩付城主太田資正公生誕500年祭」の運営費捻出を目的としています。岩付太田氏の家紋である「鏑矢左前(かぶらやひだりまえ)」を配した御城印。宣伝めいてしまいますが、今この御城印を求めて、全国各地から岩槻を訪れてくださっています。現在は、水野書店様、田中屋本店様にて店舗販売をしていただいています。岩槻は太田氏だけではなく、歴代で立派なお殿様を迎えてきました。一人ひとりのお殿様に魅力ある物語があります。せっかくの御城印ブームですから、歴代のお殿様の御城印があればよいな、と思っています。次回は、岩槻橋のたもとにある太田橋と刻まれた石柱についてお話します。【三楽斎の犬槻丸歴史ものがたりの会 会長・髙橋真理以】
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。
Δ
リモートワークを活かして ウッドデッキづくり
地下鉄7号線延伸 早期実現への課題が見えてきた
トップページに戻る
移動済み情報記事一覧へ
Copyright © WEB ら・みやび 岩槻 All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。