平成30年2月24日(土)に藤宮本町店で行われていた「和菓子」の試食会に参加した。人間総合科学大学と有限会社 藤宮製菓との連携で生まれたおいしいお菓子。玄米クッキーの上に栗チップの入った豆腐クリームを山形に盛った「栗まる」と、味噌の風味を生かした白あんをぎゅうひで包んだ「ゆず白もち」の2品である。まちかど雛めぐりの期間中には限定販売も行われたが、この取り組みは商工会議所と人間総合科学大学との間で結ばれた、包括協定による産学連携の成果のひとつだ。同大学の人間科学部健康栄養学科3年・大野さんと志保田さんが、食生活改善に資する「適塩」という考え方にもとづいたナト・カリ塩(※)を使用した和菓子の制作に挑戦して生まれたもの。食材やデザインなどを学生が企画し、制作を藤宮製菓が行う方式で試行錯誤の末にできあがったという。この取り組みについて、参加した学生は「いくつものアイデアの中から取捨選択して、形にしていく中で工夫を重ね、和菓子屋さんのアドバイスをいただき、試食会を開くことができて、やり遂げたという気持ちがある」と振り返っていた。※ナト・カリ塩食塩の主成分塩化ナトリウムの一部を塩化カリウムに置き換えた混合塩。約25%の減塩ができる。これを用いて製造されたしょうゆや味噌のことを「ナト・カリ調味料」という。【編集部・小澤】
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