こんにちは。2021年7月18日(日)に、大宮で岩槻城主太田資正(すけまさ)公についての学習会があります。今回の連載は、この学習会に関連して「小さな地域旅」のご案内をしようと思います。コロナ禍で旅行や外出を控える方も多いと思いますが、埼玉県内やさいたまでこれまで訪ねたことがない場所に目を向けてみてはどうでしょうか。来年は資正公の生誕500年でもありますので、資正公ゆかりの土地を訪れるよい機会だと思います。学習会でも岩付太田氏ゆかりの地について、講師が紹介するので楽しみにしてください。
岩槻太田氏をたどる犬の逸話にちなむ旅
例えば、岩槻区内であれば岩槻城址公園、慈恩寺、芳林寺、久伊豆神社などはいかがでしょう。少し足を延ばして、緑区の氷川女體(にょたい)神社や大宮区の寿能城跡を歩くのもよいかもしれません。埼玉県内にも広げるなら、吉見の百穴の隣にある「松山城跡」。一説によれば、資正公は犬好きでこの松山城と岩付城で犬を50匹ずつ飼っていたとされています。そして、松山城が敵方に包囲された際に、犬の首に手紙を入れた筒をくくつけて岩付城に走らせ、敵が驚くほどの速さで援軍を送ることができました。そのような逸話を辿りながら松山城を訪ねてみるのも面白いと思います。同じように、吉見町からも岩槻に資正公を訪ねて旅をしてくれるとよいなと思っています。地元の人はそれほど魅力に感じないことも、外から見てお宝に見えるものが岩槻にもたくさんあります。資正公とその物語もその一つ。みんなで力を合わせて大きく育てていきたいですね。【三楽斎の犬槻丸歴史ものがたりの会 会長・髙橋真理以】
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