今回は、読者の皆さんにご紹介したい漫画があります。『その着せ替え人形は恋をする』という漫画です。現在は、単行本7巻まで出ていて、ヤングガンガンの連載作品にもなっています。この漫画の著者は、福田晋一先生です。過去には別作品でエース新人漫画賞を受賞されている実力派漫画家と言える先生です。では、なぜ今回この本を皆さんにご紹介をしたいのかというと、私たちが住む岩槻が舞台となっていて、タイトルにも書いてある通り人形がテーマとなっているためです。既に累計200万部を突破していて、アニメ化も決定している人気作品ですので、ぜひともこれを機に読んでみてください。主人公は、ひな人形の顔を作る「頭師」を目指して修行中の男子高校生、五条新菜(ごじょうわかな)。そんな主人公は、人形が好きすぎて、学校生活では友達ができず、冴えない日々を過ごしていました。しかし、ひょんなことからクラス一番の美少女である喜多川海夢(きたがわまりん)と接点ができ、人形の服作りから派生して、人間のコスプレ衣装を作ることになります。本来であれば、交わることのない二人がコスプレ衣装を通じて徐々に関係が深まっていく展開に目が離せません。私のようにラブコメ漫画を読んだことのない人でも読みやすく、登場人物の心理描写やストーリー展開が面白く、何といっても女の子がすごく可愛いです。そして、私がこの作品を読んでいるなかで一番良いと思った点は、人形やコスプレといった高校生の趣味としては少数派で距離を置かれがちになるようなものでも、「好きなものは好き」と言えて全力に取り組む登場人物の姿に魅力を感じました。また、岩槻駅が描かれていたり、「鈴木人形」がモチーフとなっていたりすることから、岩槻に住んでいる人にとっては親近感が沸くこと間違いなしだと思います。もし気になって単行本をご購入したいと思った方は、インターネットではなく、ぜひ水野書店でお買い求めください。皆さんが地域の書店で購入することで地元企業を盛り上げることに繋がります。ご協力をよろしくお願いいたします。【尾舘祐平】
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