あなたの心に届けたい言葉詩人=大野弘紀「世界に触れて この心奥底に触れたもの」
花にとっての雨のように
心を潤してくれる何かを求めて指先を空に伸べて
木にとっての光のように
心を包み込んでくれる何かを探して彼方へと彷徨っている
心と世界との隔たりは断崖と海のように絶望的に感じてしまう
小さな心に閉じこめて体に背負えるようなものではないから
立ち尽くして息をして心臓が鼓動するだけ
涙を零したら太陽に照らされて光り輝いて足下に落ちた
どうしようもないのに生きることを願ってしまう
その滴一つ一つがまるで祈りのように願いの結晶のよう
だからきっとこれからも続いていく
この世界は残酷かもしれない
それでもきっと
ここに命がある世界はこうして生きている
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。
Δ
けんこーかぞく・第62回
子ども心をくすぐる ドキドキの巨大ロボ戦
トップページに戻る
移動済み情報記事一覧へ
Copyright © WEB ら・みやび 岩槻 All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。