2021年にさいたま市制20周年を迎え、これを機に今年の3月7日岩槻城址公園の一角に「きぼうの桜」と命名されたエドヒガンザクラ1本が、さいたま市都市公園課により植樹された。さいたま市出身で宇宙飛行士の若田光一は、日本各地のから集められた巨大桜の種子を携帯し宇宙に飛び立ち、地球を4,100周し、2009年7月地球に帰還した。高知県仁淀川町の樹齢約500年のエドヒガン桜の種子は200粒が宇宙飛行し、その後発芽し生育したのはわずか4粒で、その子孫を宇宙桜と呼ぶ。この宇宙桜から接ぎ木により取り出し、東日本大震災被災地の津波到達点に等に植えて千年風化しない避難の目印として、そして宇宙からも見える復興のシンボルとしてこの星の子孫たちに残す事業を「きぼうの桜」と呼び、今回地元の公園内に植えられることになったものである。植樹場所の選定にはいくつかの条件を満たす必要があり、子ども達が遊び噴水のある近くが選ばれ約200m角ハート形のツツジ植え込みの中央部に植えられた。コロナのオミクロン株が猛威を振るう期間中でもあり植樹についての広報もなく式典も行われなかった。エドヒガン桜は、そのつぼみの形からひょうたん桜とも呼ばれ親しまれている。今度岩槻城址公園に行かれた際には是非とも確認して案内板もみて欲しい。現在、桜の代表種「ソメイヨシノ」は樹木に発生するカビの影響で全国的にも勢いをなくしつつある。エドヒガン桜」の50年後、100年後の成長が楽しみである。【寄稿者:島田祥博】
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