今回もボランテイアガイド会・黒田さんからのご紹介。通訳もお願いし、インタビューはほてい家さんの喫茶コーナーで行った。スコットランド出身のジェニー吉野さんは長年、越谷で英語教室を営んでいた。10年ほど前から毎週1回は岩槻に来て、本町公民館で英語の先生をしている。スコットランドに住んでいたが、技術者のお父さんが日本とインドを行き来していたことで大相撲が好きになり、日本への興味をい幼い頃から抱いていた。15歳の時には、お父さんがいた日本に観光で来て、相撲などさまざまな日本文化にふれた。アメリカのボストンで歴史の先生をしながら日本の歴史や文化も学んでいて、のちに日本でロックバンド「ゴダイゴ」の設立メンバーとして活躍したミッキー吉野さんと、ボストンで知り合い結婚した。スマホを見せながら「わたし、お相撲さんのような体形の人が好きなの」とつぶやいたジェニーさん。画面に映る若い頃のミッキー吉野さんとの写真を見せて、大笑いされるほどおおらかな方だ。日本文化への造詣も深く、茶道や華道も教えており、花のアーティストデザイナーでもある。好きな場所は「岩槻城址公園」「遷喬館」「久伊豆神社」など、落ち着いて歴史を感じるパワースポットが大好きだそう。岩槻の魅力を活かすには何を磨いてアピールすべきか。それについても尋ねた。「にぎやかな街はどこでもあるが、岩槻は歴史を感じられて落ちつきがあるところは大切にしてほしい」とジェニーさん。人形づくり体験や職人さんの工房めぐりなどは外国人にも魅力的なようだが「その情報が少ない」とも感じていたようだ。海外への情報発信などにも関わって欲しいと話を向けたら、笑顔で「オッケー」と語ってくれた。岩槻大好きな国際派の応援隊員もみんなで増やして行ければと願う。【編集部・奥山】
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