開智学園の岩槻地域探究 「国際バカロレア」導入に向けて

岩槻区徳力の開智中学・高等学校(中高一貫部)では、2025年度に国際バカロレア(※文末参照)教育を導入することを目指し、新たな取り組みを進めています。
国際バカロレア教育では、グローバルな視点での学びや問題解決を実現するため、まずは身近であるローカルに注目し、地域に貢献する実践的な学びを必須としています。
そこで本校では「地域探究」に昨年度より取り組んでいます。
昨年度は「岩槻ねぎ」に注目し、江戸時代から続く岩槻の食文化や農業・歴史について探究してきました。
今回は、2022年11月6日に行われた「ツールドフランス・さいたま新都心クリテリウム」のイベント会場に出店する「長谷川広商店さん(昨年度の岩槻ねぎ探究の時からお世話になっています)」のお手伝いを通して岩槻そして岩槻ねぎをアピールする活動に参加しました。
大宮経済新聞やYahoo!ニュース地域版にも取り上げていただきましたのでご存知の方もいるかもしれません。
「岩槻ねぎ」と「焼きそば」というゴールデンコンビで、お店の開店以降行列は途切れることがなく終了5分前には見事完売となりました!
また、岩槻黒奴保存会と商工会議所のご協力を得て、岩槻ゆるキャラ「もうかりやっこ」とさいたま市の「さいたま竜ヌゥ」のコラボを実現しました。
街ゆく人々の反応は好評で、たくさんの写真をとっていただき、岩槻の知名度向上の一助になったかと考えます。
「岩槻黒奴(いわつきくろやっこ)」が読めない方も多く、ふりがな付きのカードを作成するなど、生徒たちは工夫しました。
地域探究班は現在、「岩槻と農業」「岩槻と人形」「岩槻と観光」「岩槻と歴史」の4つのグループが活動しています。
今後も岩槻を盛り上げるため、地域の皆様と協力し、少しずつ歩みを進めていきたいと思います。
【開智学園教諭・国際バカロレアコーディネーター 三原忠】

※国際バカロレア(IB)・・・スイス・ジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラム。
文科省のIB教育推進コンソーシアムが中心となって、日本各地で導入が進められている。

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