浦和美園地区の保育園やシニア講座など、音楽ボランティアを立ち上げ、二十年も活動を続けている鈴木宏子さん(78歳)。今回は、ちょっと足を伸ばして、さいたま市立尾間木小学校でのチャレンジスクールの様子を紹介します。季節によりカリキュラムは異なり、宿題をしたり、講師の方を呼んで、音楽や見沼の民謡語りなど、大人でも楽しめるプログラムばかり。地域のボランティアの方々のご協力もあり、下校後の時間を楽しんでいるようだ。そこで配られた楽器は、インドネシアの竹の楽器。自然の竹を利用したものだが、カランカランと、軽やかな音色が心地よい。また、鈴木さんの古里を紙芝居にしたものは、効果音のBGMのピアノの旋律も手伝って、迫力のある紙芝居となっていた。子どもの頃から、音楽や紙芝居に親しむことにより、感性豊かなお子さんに成長されることだろう。【増田啓子】
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