ジャズと教育 身の程知らず

音楽をやっているとどうしても人に聴いて欲しくなります。岩槻Jazzを始めた一番の理由もそれでした。

とはいえ自分が人様に聴いて頂くほどの技量を持っていないことは十分分かっています。
しかし、「百回の練習より一回の本番」という言葉を自分勝手に解釈して街なかで演奏し始めてしまったのです。 

このような活動が八年目を迎えた今、ドラムの腕前は残念ながらあまり上がっておりませんが、凄腕メンバー達のお陰で聴いてくださる皆さんに喜んでいただけるようになってきました。

いい年をした私でさえこのように身の程知らずなのです。
生まれて何年も経っていない子供たちが身の程を知る由もありません。
ですから大人の世界ではやってはいけないとされることもやってしまいます。
もちろん大人としては、命に係わる危険なことや他人の心を傷つけるようなことはしないよう指導しなければなりません。
しかし、失敗するだろうと先回りして、手を出してしまったらどうでしょう。挑戦する者にしかできない「失敗する」という貴重な機会を子供から奪ってしまうことになるのではないでしょうか。

子供は教えもしないのにハイハイし、立ち始めます。行動範囲を広げる術を体験的に得ていくのが子供なのです。このような成長は身の程を知ってしまったらできません。

「立つのは今の自分には無理だ。ハイハイでいこう。」

など考えてしまったらいつまでたっても立ち上がることができませんね。

三月の第三土曜日にも身の程知らずはドラムを叩きます。
どうぞ暖かな目で見てくださるようお願いいたします。更に暖かな拍手などいただければ最高です。

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