学童で働いていた私が子供との関わりを綴る日々の記録です。
学童は第二の家庭と言われますが、何十人と利用する子供たちがいるので、集団生活ができるように時間の流れがあります。
長期休みになると、朝から夕方まで預かることもあり、室内にいるとストレスもたまると思います。
そういう環境の中で、勉強をする時間のできごとです。
小一時間ほどおとなしくしているというのは、難しいこともあるでしょう。
遊びはじめる子どももいます。
遊ばないように本を読むなりするように声をかけますが、小学3年生のしょうた君(仮名)は「もう勉強は終わった」と言うのでした。
こういう時は静かにするように注意して、平行線になりがちです。
他の勉強している子供もいるので、「うるさい」と思うこともあるでしょう。
「じゃあ遊んでいいよ」と言えないのが難しいところです。
何かしらをやらせるかどうか、も大事ですし、注意するのも大事です。
この焦点は、るい君は、「勉強が終わって、やることがなくなったから遊んでしまう」ということです。
勉強はちゃんとしたうえで、終わったのですから、そこを評価してもよかったですし、他のやり方があったはずなんです。
問題を作って渡すでも、何か読みたい本はないかと考えるでも。
それがコミュニケーションですが、やらせようとさせる意識は置いて、「できない、しようとしない」背景から何ができるかを一緒に考えたら違う答えがあったのではないだろうか、と思うんですね。【
ともくん】
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