1月15日から石川県で車の無料貸出を開始した「日本カーシェアリング協会」。
全国から寄付された車両のうち、石川県で貸し出された車の数は394台。
6カ月経った今でも毎日20件前後の申し込みが続いており、まだ落ち着く傾向にはありません。
地震で壊れた家財道具の運び出しは個人の責任とされているものの、家ごと何台も車を押しつぶされてしまった被災者も多く、軽トラなどは予約がいっぱいです。
そんな状況を知ったNEWSの小山慶一郎さんが、軽トラを寄付して話題となりました。
小山さんは車を寄付しただけでなく、自ら能登を訪れ被災地の状況を自分の目で見て、軽トラを実際に能登のみなさんに貸し出す作業まで体験されました。
そんな中、カーシェアリング協会に自動車税、軽自動車税の請求書が届きました。
その総額は一千万円以上!
寄付された車はすべてカーシェアリング協会の名義に変えてあるため、その全車両分が請求されたのです。
行政による支援のスキマを埋める民間の支援団体に対し、自動車税の免税や減税の措置は一切ありませんでした。
そのほか、すべての車両には年齢制限のない自動車保険もかけられています。
また、394台の車両を貸し出すスタッフを現地で雇用しているため、その人件費も捻出しなければなりません。
この莫大な経費をまかなうため、YAHOOネット募金による寄付を受け付けています( 12月31日まで受付中)。
Vポイント(旧Tポイント)なら1ポイントから、クレジットカード利用なら100円から寄付ができます。
QRコードからYAHOOネット募金のページにアクセスいただくと、車を借りられた能登の皆さんが涙ながらに感謝の気持ちを伝える動画が視聴できます。
協会では、能登での車の無償貸し出しを10月15日まで延長しました。
みなさまのご協力を心からお願いいたします。
次に車を貸してもらうのは、首都直下地震に襲われた我々かもしれないのですから。
【さいたま市防災アドバイザー・加倉井誠】
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