タマコチ 子ども奮闘記 「距離感について」

「距離感について」

学童で働いていた私が子供との関りを綴る日々の記録です。

学童では小学1年生から6年生が利用しています。
小学5年生、6年生にもなると、思春期の入り口ということもあり、関りが難しくなったりします。
働き始めの頃は、例えば宿題をやる時間に促そうとしてとある小学5年生の女の子に「宿題やる時間だよ」と声をかけても「うるさい」と言われたりしていました。注意も上手くできず、見かねた他の支援者が「宿題をやらなくて明日困らないの?」という声掛けをしていました。
これは「やりなさい」とは言わない促しです。
宿題をやらせるにしても、今その子の関心がどこに向いているのかを見ながら、こちらの意図を伝えていく。これが支援なのかと思いました。
このような手法は基本的なのかもしれませんが、私には余裕がなくて、やらせるので一生懸命でした。
私は単刀直入すぎて、窮屈なやりとりをしていたのだろうな、と思います。時には関わりすぎて声をしつこく声をかけたりもしていました。
これではいけないと、私は子どもへの関りの実際と意図を照らし合わせることをしていくのですが、それがかみ合ってくるのはそれから2年が経ったくらいからでした。
関係性を作っていく仕事は一日にしてならずです。「仕事だから」だけでかけた声掛けが入らないのが難しくもあり、その奥深さに、私は魅入っていくことになるのでした。
(ともくん)

学童ノススメ 天使たちの日常 [ おおたにまさえ ]

価格:1650円
(2024/9/13 22:53時点)
感想(0件)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

無料イラスト素材【イラストAC】

アーカイブ

お勧め記事

  1. 【す】捨てたイノチの空しさ す-「民主化していない奴は帰還させないでくれ」と、共産党の徳田球一…
  2. オーストリアのシンポジウムで人の背丈もある一木つくりのスプーンとフォークをみてびっくりした。 …
  3. 2026/8/16

    岩槻川柳会
    近詠作品より                 長寿会 声は出かいし 元気良い 遊佐 弘 免許証…
  4. 2026/8/16

    今月の短歌
    しきなみ短歌 7月例会の高点歌 カーテンを 開けた男の子に 手を振れば 笑顔がかえる 散歩の道に…
ページ上部へ戻る