11月6日さいたま市選挙管理委員会から令和7年5月26日任期満了になるさいたま市長選挙が、5月25日(日)、また告知日が5月11日と発表された。現職で4期目の清水勇人市長が立候補した場合は5期目に挑戦することになる。
今年の1月に、間違いなく実行すると約束した筈の地下鉄7号線岩槻延伸要請の断念を発表して、翌日の地元岩槻での説明では「私が市長でいる間は岩槻延伸を諦めない」と発言していたようだ。(弊紙2月号掲載)
この約束を守る意志があるのなら現職で4期目である来年5月までに後戻りさせない明確な指針を出すべきだろう。
4期16年間やって出来ない事が5期の4年間やったら出来るのかは大きな疑問であり、多選批判でさいたま市長になった清水市長自身も、すでにその領域に入っているのは自覚している筈です。
前回(令和3年)の市長選挙広報の内容をご存じの方が何人いるでしょうか。
「4つのシンカを実現します」と掲げた公約の内容を確認しても、地下鉄延伸の項目はどこにも書かれていません。という事は、地下鉄延伸要請の断念決定は、岩槻区以外の市民に対してはこの公約を守った事なのかもしれません。
前回同様告知日から選挙まで14日間しかありません。
また同じことの繰り返しが予想されます。
岩槻の合併時の願いでもある地下鉄延伸の願いは、「地下鉄延伸に理解があって、実行力のある次の市長に期待するしかないのかもしれないね」という市民の声が確実に多くなっていると感じる。
【編集部・奥山】
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