- Home
- イベント, イベント情報・告知, レポート・地域情報, 告知, 地域情報, 寄稿, 岩槻
- 開智の地域活動報告 本丸キラキラ商店
本紙イベント情報掲載「岩槻の市民交流カフェ」の縁もあって進んでいる地元商店会と開智学園生徒たちとの取り組み紹介
4月開催した第2回目の交流カフェに、2人の開智生徒が参加して「地元の本丸商店街を賑やかにすることを考えたいので協力して欲しい」との発言から始まった。
・開智中高のボランティア活動
開智中学高等学校のボランティア委員会は東日本大震災後から、毎年夏に岩手県大船渡市の越喜来地区を訪れ、復興支援活動を行っていました。
しかしコロナ禍により地方への移動が困難となり、4年前より本校の地元である岩槻で地域ボランティアを始め、今では地域の方々のご協力で様々な活動を継続して行っています。今回は高齢化が進む本丸キラキラ商店会で行っている「開智駄菓子屋」を紹介します。
・まずは秋祭に出店して試験営業
10月12日の本丸キラキラ商店会の秋祭に駄菓子屋を出店しました。この地域には子供がほとんどいませんが、秋祭には多くの子供達が来場するという話を聞いたからです。
「昭和の文化」として駄菓子屋の店先では、めんこ体験と割り箸鉄砲制作体験のコーナーを設け、路上紙芝居も行ないました。
他の地域に住む子供達が大勢来場し、大いに楽しんでいただきました。
地元の方々にも「懐かしいねー。昔はこういうのがあったんだよ」という声も多くいただきました。高齢者にとっては懐かしいアナログ感が、子供達にとっては目新しく映るのだと実感しました。
・空き店舗で駄菓子屋を開いて、また子供たちを呼ぼう!
このように異世代間の交流が地域を活性化するために必要だと思い、これを定期的に、しかも持続的にできないか考えました。
商店会には閉店しシャッターが閉まっている店舗が目立ちます。
そこで、この空き店舗を利活用して駄菓子屋を定期的に出店することを考えました。
商店会会長の紹介でパン屋さん「ボニータ」だった空き店舗をお借りする許可をいただくことができました。
事前に店内に入り清掃整備を行うと、10年以上止まっていた時計が再び動き始めました。
・ついに開店!「開智駄菓子屋 キラキラ商店会店」
11/23土曜に1回目の開店を迎えることができました!14時の開店に合わせて午前中から開店準備をしている段階では、人通りもまばらで心配していましたが、開店と同時に引っ切りなしにお客さんが来てくれました。
秋祭に来てくれた方、商店会に貼ったポスターを見た方、隣の「肉のヤマザキ」さんに紹介されて来た方、通りすがりにお店に立ち寄ってお孫さんを呼んでくれた方、インスタに投稿してくれた会長の娘さんなど、見えるところ、見えないところで様々な方々のご協力があって私達の活動が支えられているのを改めて実感しました。
昔の「ボニータ」を知っている方は、店舗に入るなり「そうそうこんな感じだった。昔よくパンを買いに来たのよ」「小さい時に親と買いに来てたのを思い出してすごく懐かしかった」という感想を聞けました。
昔のお店を知らない人には「このトレーはパン屋さんの時のものなんですよ」とトレーを手渡すと、「へえ〜、昭和レトロで可愛い」という感想もいただきました。
いろいろな反応も聞けて、新しい発見や今後に活かせるご意見もいただけたことも今回の収穫でした。
皆さんも一緒にこの活動に参加してみませんか。
なぜならお客さんが来て、はじめてこの活動が完成するからです。
ご来店お待ちしています。
あと2回!「開智駄菓子屋」再び開店します!
開催日時:1月18日(土)、2月22日(土) 14:00〜17:00
会場:本丸キラキラ商店会 旧「ボニータ」にて(本丸郵便局向かい)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。