◆12月号(鷹を飛ばす問題)
先月「城下町岩槻鷹狩り行列」が行われました。この行事は徳川家康が鷹狩りをしながら何度も岩槻を訪れたという史実に基づいているそうですね。
さて、この鷹ですが、飛行速度は80km/hにもなるそうです。
この鷹の飛行速度を無風状態のものとしたとき、風速2.5m/sの風にのって631.9km進むには何時間かかるでしょうか。
また、この風に逆らって同じ距離を進むとき何時間かかるでしょうか。
鷹の飛行に影響を与えるものは、風の速さと鷹の地の飛行速度だけとします。
【問題作成:菅野智仁】
応募方法:はがき、FAX、メールのいずれかでお送りください。
正解は1月号に掲載します。
記載内容:郵便番号、住所、氏名(匿名可)、年齢、解答(できたら計算方法なども)
締切日:12月31日(火)必着
宛先:339-0053 岩槻区城町 2-11-48 ひなまちデザイン(奥山)宛
FAX:048-758-0911 メール:tamezou@kyf.biglobe.ne.jp
◆10月号の解説
10月号は、数を探す問題で、「1から9までの数から2つの数を選びます(同じものを選んでもよい)。
これを二回繰り返し、最初に選んだ数の積をA、次に選んだ数の積をBとします。
A、Bの順で並べたときにできる数(例Aが2,Bが81の場合、281)の中で30の倍数である数はいくつありますか。」という問題でした。
九九表を用いるとイメージしやすいです。
以下解説になります。
30の倍数であると言うことは、2・3・5の倍数であると言える。
①2・5の倍数であるかはBの1の位が0であるかを確認すればよい。
②また、3の倍数であるかは、A.Bの各位の数を足し合わせ、3の倍数であるかを確認すればよい。
これら①②を用いることで、できる数字を確認していく。
①について
Bの1の位が0になるものは、10.20.30.40.の4通り
②について
3で割った時の余りに着目すればよい。
Aの各位の和を3で割った時の余りが…
0…18ヶ、 1…10ヶ、 2…8ヶ
また、Bの余りについても考えると
0…30(つまり1ヶ)、 1…10.30(つまり2ヶ)、 2…20(つまり1ヶ)
であるため、全ての条件を満たすA.Bの組み合わせは、18+10+8×2=44通り
―応募者数10名、正解者は次の方です―(敬称略)
たらいぶね、ちっち、たかきん、クマムシくん、クマさん
引き続き、読者の方からの問題を募集しております。ご興味のある方はご連絡ください。
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