解散目前の自治会はどうやって残ったのか

 長年、地域社会を支えてきた自治会(町内会)が、会員の高齢化による担い手不足などから解散に追い込まれるところも出てきています。
岩槻区内のある自治会が、新しい視点での取り組みによって解散目前だった自治会を継続運営しています。
その視点や考え方をお聞きしました。

商店街地域の自治会ですが、お店の後継者も少なく高齢化や役員の担い手不足もあって限られた人に役務が集中し、2年ほど前に限界を超えてしまったことから解散やむなし、の声が上がりました。

 自治会の必要性は分かっていても従来通りの運営をどのように変えれば継続できるのか。それは各自治会の置かれた状況によって違ってきます。

 この自治会ではすでに担い手不足を抱えたまま、長年自治会長を務めていた夫を見ていた事で、役員や班長の負担軽減の必要性を実感し、全ての活動を見直すために妻(Mさん)自ら手を挙げ、他に男性2人、女性2人の新体制でスリム化を目指した結果、主な活動として、自治会の掃除、公園の草むしり、防災に絞った。
更に、自治会連合や他の団体を退会し、協力・参加要請、それらの回覧依頼を回避している。

 これまでの男社会の古い体質から、女性の意見や考えを取り入れることで、新しい視点での自治会運営の改革を進めている。
また、役員報酬は無く、ボランティアでやっており、住民からは理解や協力を得て運営している。

いろいろ課題を抱えた他の自治会でも、これまでやってきた事業内容を今の置かれた状況に合わせて見直し、何をやめて何を残すか、この地域では最低限何が必要なのかを改めて話し合い、次の世代に引く次ぐためにも実行する必要があると思われる。

【編集部・奥山】

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