玄奘三蔵法師をご存じだろうか。中国が唐だった時代に仏典を求めてインドまで旅し、多くの経典を持ち帰り、仏教隆盛の礎を築いた歴史上の偉人だ。インドへの旅を「大唐西域記」として著し、後に孫悟空などが登場する「西遊記」の原典となったといわれる。岩槻区内・慈恩寺地区の「華林山 慈恩寺」には、玄奘三蔵法師の霊骨を納めた「日本玄奘塔」が昭和25年に建てられている。その場所で毎年5月5日のこどもの日に行われる玄奘祭が、今年で30周年を迎える。例年行われる「大般若経転読会」や「子供孫悟空お練り」、「散銭散餅」に加えて記念法要の「紫燈大護摩(さいとうおおごま)」、「火渡りの儀」の修法が行われる。また、慈恩寺から玄奘塔までのお練り行列参加者を募集中。「大般若経転読会」に白の浄衣を身につけて参加希望される方、「子供孫悟空」は幼稚園年長程度のお子さん先着70名までの申し込みを平成30年4月末日まで寺務所で受け付けている。
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