平成30年5月4日(金)の19時から、久伊豆神社で「朝香宮鳩彦殿下孔雀奉納 80周年記念雅楽演奏会」が行われた。天候の悪化が予想されていたため、当初の会場を岩槻保育園の講堂へ移しての開催となったが、約200人もの来場者たちが伝統芸能の奥ゆかしさを味わった。第1部では、「管弦」雅楽器による楽器演奏『平調音取(ひょうじょうねとり)・越天楽(えてんらく)』と「御神楽」による『豊栄舞(とよさかのまい)』を上演。第2部では、「舞楽」の『落蹲(らくそん)』と『迦陵頻』の2台が演じられた。氷川雅楽の代表者によれば、雅楽はそもそも「遣唐使(7~8世紀)によってもたらされた唐楽」が起源だったという。「大陸ではすでに途絶えたが、日本では今に受け継がれている。また、『神』に捧げることが演奏の目的であるため、一般に演じられることは非常に珍しい」と話していた。音楽は現代でも身近なものだ。しかし、日頃から音楽として耳になじんでいるものとは異なる、演奏も舞楽の舞も「異次元」ともいえる貴重な体験をすることができた。【編集部・小澤】
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