端午の節句イベントが、晴天の平成29年5月5日こどもの日に区内3会場で開催。端午の節句の伝統行事にちなんだ、鯉くぐりによる祈願と武将の兜を被って子供の健康と成長を願う催しを行った。会場となったのは、岩槻駅東口のワッツクレセントモールと市宿の八雲神社、愛宕町の愛宕神社の3ヶ所。各会場での鯉くぐりは、ワッツクレセントモールの黒鯉は健康長寿の祈願を八雲神社の青鯉くぐりは夢を叶える祈願、愛宕神社の赤鯉くぐりは縁結びの祈願をこめたものとした。それぞれの会場には、こども用ではあるが、有名武将の兜の意匠を凝らした兜と陣羽織、軍配、刀の用意があり、武将に変身ができた。この3ヶ所を巡りそれぞれの印を集めると、岩槻駅前のWATSUクレセントモールで参加記念に和菓子の手作り体験ができるというもの。和菓子の製作体験は有料の参加も受け付けていた。岩槻在住の方が多く参加された。子連れの若い夫婦や祖父母三世代の連れ添いでの参加が多数見受けられた。こどもからは「楽しかった」、親からは「記念になる」といった声が寄せられた。以外にも大人が鯉くぐり参加する姿も見受けられた。今回のイベントを行うにあたって、NPO法人のメンバーのほかに目白大学の学生や地元自治会、神社の氏子がイベントの運営に多数携わったことをお伝えしたい。このイベントを企画したNPO法人岩槻・人形文化サポーターズ(加藤代表理事)は、岩槻人形博物館が2020年に開館が予定されていることを踏まえ、人形を活かした伝統行事をイベントとして実施することで、住民同士が地域をよく知り、愛着を持ち、コミュニティを深め、豊かなまちづくりにつなげようと活動を行っている。現代生活は、同じリズムの繰り返しで、単調と言われるなか、季節ごとに行われていた伝統行事を生活に潤いとメリハリをつけるものとして見直していくべきではかもしれない。
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