年に一度の祭典「岩槻映画祭」 実行委員長にお話を伺う

この街で恒例行事となりつつある年に一度の映画の祭典「第4回 岩槻映画祭」が平成29年5月20日(土)から21日(日)に開かれる。
当初は100人ほどのホールで開催されていたイベントであったが、年々、規模を拡大して今年は600人ほどの会場で行われるまでに成長。
その舞台裏を、実行委員長を務める齋藤淳さんに伺った。

◎画面の中で街を見る
立上げのきっかけは「地元で見かけた映画のロケ」だったという齋藤さんは「他の地域の映画祭へ出品する作品」だと聞かされて寂しさをおぼえたという。
もう一つ、心の中に残っていたのは少年時代の思い出。
「街にテレビの撮影がやってきたのをいまだに覚えていて、画面越しに自分の街を見たいという思いがずっとあった」と振り返る。

◎「岩槻」が拡散される
各地で開かれる映画祭は、一般的に行政の支援を受けて行われるものが多い。
一方、「岩槻映画祭」の当初は有志の集まり。
「小さな繋がりから始まり、今ではたくさんの人や企業に支えてもらえるようになるまでになりました」と齋藤さんは話す。
恒例となるコンペでは「出演者や監督がSNS上で『岩槻』とつぶやいてくれたのが嬉しかった」と素直な気持ちを吐露してくれたが、「続けることに意味があり、映画祭がゴールではなく、岩槻にないものをエンターテイメントとして広めていきたい」と今後の展望にも期待を込める。

<開催概要>
岩槻映画祭
招待作品部門、短編コンペ部門、地域コンペ部門での上映や、国内外30名以上の監督や出演者による舞台挨拶。
さらに、さいたま市や関東を中心に活躍するアーティストやアイドルも一丸となって盛り上げる。
2017年5月20日(土)/21日(日) 10時から
会場 市民会館いわつき
料金 1,000円(チケット2日間通し/小学生以下無料)
チケットのお求めは
048-866-4600(SaCLaインフォメーションセンター/電話予約後コンビニ購入可能)
詳細は、インターネットまたはfacebookで「岩槻映画祭」と検索!
ボランティアスタッフも募集しています

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