稼働率98%の余波に期待
岩槻復興の初動国内外で展開するホテルチェーン大手の東横インが平成29年2月1日に岩槻駅前に開店。前々日には、清水勇人さいたま市長が居酒屋天国でオープン講演。その後参加者のニューホテルの体験宿泊も行われた。果たして岩槻に179室を要するホテルへの需要があるのか気になった。3日時点での稼働率は98%との中村智美副支配人の報告に驚きを得たが、6 日午後2時半過ぎでは、既に満室との回答で、改めて堅調な需要を確認した。また、宿泊客は外国人が1割位で、ビジネス客中心で観光客への浸透はまだ弱い状況のようです。いずれにしても従業員約40人と地元への雇用への貢献は大きい。そして、ホテルは朝の軽食だけなので宿泊客の飲食は地域に大きな需要を与えるものと思われる。中村副支配人は、その為に私が「地域の飲食店廻りをして、パンフやチラシを店頭に並べて貰えるよう、お願いしたいが」と話し、開店直後という事もあり、時間が取れない事を「申し訳ない」と話してくれた。 歴史遺産が多く残る岩槻の観光資源の活用と岩槻人形のPRは大切だといえる。観光庁は「明日の日本を支える観光ビジョン」などの制度改革の検討を始めた。そして訪日客は都市部から地方へと拡散し始めたとの報告が各地から届き始めている。岩槻の未来に活かすチャンスとして官民協同で観光客誘致の課題に取り組んで貰いたい。(中村)
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